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Posted by たまりば運営事務局 at

始めの一歩は、ひとりから(4) ー創刊号でクレーム!ー

9月1日は「もしもししんぶん」の誕生日。この日はタウン紙発行の目的を再確認する「原点の日」です。
人と人をつなぐコミュニティ情報の発信、地域活性化の一助を担うこと、そして発行日を厳守すること、この三つの目的をはずしてタウン紙の存在はありません。

忘れてはならない厳しい教訓があります。創刊号を発行しホットしたのも束の間、「発行日が遅れたことによる契約違反」というクレームが発生しました。「もしもししんぶん」の配布が発行日までに完了していなかったことが原因でした。タウン紙の制作は一人で出来ても、読者のもとにお届けする作業は到底一人では不可能なことでした。そんな当たり前のことを考える余裕もなく印刷された創刊号は、夫と当時小学生だった三人の子どもと達と家族総出で配布することに。しかし発行日当日は深夜までかかっても二万部の配布は完了出来ず、翌朝一般紙に折り込むことにしました。取次店に「もしもししんぶん」を持ち込んで、一般紙への折込は早くても翌日、発行日より二日の遅れです。このことが、「契約違反」という厳しい結果をうみました。

定期発行物は読者のもとにお届けしてこそ発行されたことになります。趣味や道楽ではなく、広告を掲載して発行する媒体の責任の重さを思い知らされました。広告をいただいたお客さまには丁重にお詫びし、事なきを得ましたが、創刊号でいきなり厳しい現実に出合い、急遽ポスティングのスタッフを募集することにしました。

当時の配布エリアは多摩市永山、貝取、豊ケ丘、落合、鶴牧と八王子市松が谷、鹿島、南大沢の二万軒を担当する地元の主婦を中心に力強いスタッフが誕生しました。その中に社内スタッフよりも長いお付き合いをいただいて、 20 年 以上もの間、共に歳を重ねてきた方々もいます。本当に大切な方々です。
スタッフがお休みの時は私もポスティングを担当します。
「いつも楽しみにしていますよ」という読者の声を励みに「雨の日も、夏の暑さにも負けずに」、直接ポスティングです。
毎年秋には、エリアスタッフ120名が一同に会する総会を開催。年一回の楽しい感謝の集いです。  


  • 2011年08月13日 Posted by たまのばあちゃん at 03:16Comments(4)現役ばあちゃん奮戦記