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Posted by たまりば運営事務局 at

おばあちゃんの「魔法の言葉」(3)

母は、聴覚に障がいを持ちながらも、経済苦の中で8人の子どもを育てました。末っ子の私には、当時母がどんな苦労をしていたのか知る由もありませんが、いつも「冬は必ず春となるのだから」というのが、母の口ぐせでした。
 どんなに苦しいことがあっても、あきらめずに、努力を続ければ、冬の後には春が訪れるように、必ず幸せになれる、と。むしろ悩みが大きい程、価値ある素晴らしい人生が決定されるていくとも。
 「必ず」とは、「100%」ということです。そして、それは、誰にも平等に得られる「権利」なのです。少々むずかしい話になってしまいましたが、人は幸せになるために、生まれてきたのです。そう思うと、命の底から沸々とエネルギーが湧いてきます。また、失敗をおそれずに新しいことにチャレンジしてみよう!と。
 私は今年65歳を迎えますが、毎日が「これから」と、前へ前へと進んで行こうと思います。昨年は多摩市関戸公民館が主催した「TAMA一歩塾」に参加し、13人の素敵な友人(多摩・市民プロデュース研究会)が出来ました。地域の課題を自らのセカンドライフのテーマにしていこうという「同志」です。これまでの過去にとらわれずに、新しい「壁」をどんな色に染めていくのか、一人ひとりが主役になるシナリオ作りが始まっています。
 私たちの地域デビューは、★地域ふれあいフォーラムTAMA 1月29日・15:00〜17:00 ・多摩市関戸公民館8F★
   


  • 2012年01月19日 Posted by たまのばあちゃん at 01:06Comments(2)ばあちゃんのワクワク市民活動

    おばあちゃんの「魔法の言葉」(2)

    作家の藤原ていさんが、「子育てで大切なことは挫折感を教えること」と講演で話されたことがあります。
     人間は挫折をすることで、
    1) なぜ、失敗をしたのか?
    2) どうすれば、起きてしまった失敗を成功に導くことができるのか?
    3) 二度と同じことを繰り返さないために、何を注意しなければならないのか? などを学びます。
    まさに失敗をすることにより、生きていく智慧を学び、苦難に負けない強さを身につけ、自立へと繋がるのです。
     私は母の「頑張ってごらん」という言葉に背中を押されて、一歩一歩前に進むことができました。この母の偉大さは、子育てを終えた今だからこそ理解出来るようになったのですが、実は子どもの前途多難な人生を、じっと見守ることは大変しんどいいことなのです。成功への道筋を作ってあげれば、より安全でいい結果を生み出すことは容易いなことです。反対に我が子が悩み苦しむ姿を黙って見守り、一人で立ち上がるまでじっと待つことは、大変難しいことなのだと思います。
     「何事もおそれずに勇気を持って挑戦してみなさい」、そう言ってくれた母に、心から感謝しています。「自分で決めたことは、最後までやりとおす」というクセを、私は自然に身に付けていきました。  


  • 2012年01月18日 Posted by たまのばあちゃん at 01:35Comments(0)魔法の言葉

    おばあちゃんの「魔法の言葉」

     私の母は明治44生まれ,生きていれば今年101歳です。すでに77歳の時に亡くなりましたが、母の声も顔も鮮明に覚えています。
     私の母は幼い頃に高熱が原因となり、聴覚に障がいを持っていました。それでも8人の子どもを生み、育てながら、貧しさにも負けず、決して自分を卑下することなく、堂々と生きてきた気丈な人でした。
     私の小学校入学式、授業参観など、学校の行事には、母は一度も出席することはありませんでした。入学式では、振り返ると13才年上の姉が母親代わりに来ていました。当時の入学式の集合写真を見ると、ひときわ若い「母親」が立っています。それでも不思議と寂しさはなく、応援してくれる母の暖かい思いが、いつも心に響いていました。
     母との会話は、私が単語を話す口元をみて理解するというものでしたが、私はごく自然に、自分の行動は自分で決めて、母には「報告する」という習慣が身に付いていました。母はそんな私を黙って見守ってくれました。進学、就職、結婚等、大事なことを相談するときも、私の顔をじっと見ていて、「わかった。頑張ってごらん!」と、心から声援を送ってくれたのです。決して「止めたほうがいい」、「ダメ」と言われた記憶がありません。
     その「頑張ってごらん」という母の言葉は、私に勇気と自信をくれました。「きっとできる!」という確信のような勇気です。そしてその努力が実れば、次への新しい希望へと繋がりました。
     母の応援は、我が子を信じて止まない大きな愛情の現れであり、私が自立するための「魔法の言葉」でした。  


  • 2012年01月17日 Posted by たまのばあちゃん at 00:15Comments(0)魔法の言葉

    [多摩・市民プロデュース研究会」でデビューします

    「互いの違いを認め、その違いを応援する」そんな研究会が誕生しました。「多摩・市民プロデュース研究会」(通称TPK)、昨年の12月発足したばかりです。目的は「地域が抱える課題を、地域資源を活かしながら、ビジネス的な手法によって解決しようとする事業(コミュニティビジネス)」をプロデュースすることです。もっとわかりやすい言葉で表現すると「まちを元気にする仕事」を始めることです。
     「退職後は地域の中でコミュニティ活動に参加して、それまでの経験を活かして地域に貢献していこう」
     「人生のエンディングは自分で計画していく方法を考えよう」
     「シニアは自分に似合う色を知って、もっと若返りをしよう」
     「高齢者にやさしいパソコンを使い、安心安全な暮らしをするためには?」
     「ブログ発信をとおして、コミュニティビジネスを成功させよう」
     等々、テーマは様々ですが、市民の皆さんと語り合うワールドカフェが開かれます。
     ★地域ふれあいフォーラム 1/29(日)15:00〜17:00関戸公民館8F★
     超高齢化社会の主役になるシニアが、自らの課題に正面から向き合い支え合う「多摩・市民プロデュース研究会」。
    きっとその役割は大きくなることでしょう。これからの未来が楽しみです。  


  • 2012年01月16日 Posted by たまのばあちゃん at 02:34Comments(0)ばあちゃんのワクワク市民活動

    「多摩・市民プロデュース新聞」創刊!

     随分とご無沙汰してしまいました。こうしてブログを書き始めると、この時間が「自分を見つめ直す時」と思えます。「忙しい」とは「心が亡びる」と書きますが、これからは忙しいからこそ、ブログを書こうと思います。次へのステップを踏むために!
     さて、新しい情報紙が創刊されました。「多摩・市民プロデュース新聞」(A4/ 4頁)、1月14日第1号の発刊です。
    http://www.tamashiminpro.org/app/download/4847931174/kaihou-n.pdf
    発行元は「多摩・市民プデュース研究会」(通称TPK)。昨年12月、多摩市関戸公民館主催の市民プロデューサー養成講座「TAMA一歩塾」を卒業した有志14名で発足したばかりの「会」です。そして、今月29日、多摩市関戸公民館で開催される「地域ふれあいフォーラムTAMA 」で始めての地域デビューを果たすことになりました。一人ひとりが地域の課題に向き合い、より良い地域社会を作ろうという熱い「想い」で活動を開始しました。その「想い」を「多摩・市民プロデュース新聞」に掲載しています。
     私もそのメンバーのひとりですが、「おじいちゃん・おばあちゃんは”未来の宝”」をテーマに、シニアの魅力を地域に還元していきたいと考えています。シニアの皆さん、人と人の心をつなぐために、ご一緒に楽しい「一歩」を踏み出しませんか!  


  • 2012年01月15日 Posted by たまのばあちゃん at 01:40Comments(0)ばあちゃんのワクワク市民活動