ペットボトルで発表「新俳句大賞」

たまのばあちゃん

2012年04月20日 01:26


娘の知人の俳句が入選したと聞いて、近くのコンビニへ。
あの緑茶『お〜いお茶』のペットボトルのパッケージに見つけました。
伊藤園が主催する第21回『お〜いお茶新俳句大賞』に選ばれたのです。
「やったー。あった、あった。良かったね!」と娘は大喜び。
何とよく見ると、他のペットボトルにも違う句が印刷されていて、どれもこれも楽しい。

この「大賞」が始まったのは1989年。世界で初めて緑茶の飲料化に成功した伊藤園が、
「缶入り煎茶」のネーミングを『お〜いお茶』に変更した年とか。
その前年に、歌人の俵万智さんの『サラダ記念日』が260万部も売れた影響もあり、
カルチャーセンターなどでは、俳句や短歌の講座が人気を集めていました。
そうした背景から、作品発表の場として『お〜いお茶』のパッケージを媒体として開放することになったそうです。

季語などの厳密なルールにとらわれない、
感じたままを自由に表現する手法は「俳句」ならぬ「新俳句」,
小・中・高生の応募が90%以上占めているとか。

ちなみに知人の大賞となった新俳句は、

「負けるなと 毎日届く 師の手紙」 

大学時代、進路に悩んでいたときの恩師の励ましを書いた句でした。

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